神様は知らない

今日のことを明日も覚えているための日記

傷つきやすくなった世界で

傷つきやすくなった世界で (集英社文庫)

傷つきやすくなった世界で (集英社文庫)

大好きな作家石田衣良さんのエッセイ集の中でも
最も好きな作品。

「恋したくない男たちの攻略法」
とか
「植物化する男たち」
とか


最近「出会いたい」っていう声をたくさん聞くし、
結婚する前までは、私も出会いがないと嘆いていた。

人間はなにかを欲さなければ、なにかを得ることもない。

その一文に大きくうなずいてしまう。

こんなに軽いタッチで難題を描写できるなんて、
天才だなと私は石田衣良の文章を読むたびに
心の奥底から敬意を払うのだけれど、
忘れちゃいけなうこととか、
目を背けちゃいけないこととか
そういうことに我々の目を持っていくこと長けている。

「知らなくていいこと」
というエッセイの中に、石田衣良の事件やニュースへの
向き合い方が書いてある。

そのエッセイは、こう締めくくられている。

知るべきことと知らなくていいことを線引きする力。猟奇的な細部に
引き寄せられる心を、うまく制御する力。
特殊な一部ではなく、多数のその他への信頼を揺るがせない力。
ひとつの少年犯罪から、ぼくたちが学ぶことは、いくらでもある。

これは大きく私の価値観を大きく形成している。

本というものを最近途端に手にしなくなってしまったのだけれど、
その分、エッセイやネットの文章には多く目を通すようにしている。

dマガジンは面白い。

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kindle unlimited は1週間くらいで終わってしまったけれど、
多面的に社会を見れるから、このアプリすごい好き。
kindleAmazonプライム会員が月1冊読めるというサービスは終わってしまったのかしら。
小説はずっと読み続けたい。